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事業承継と事業譲渡の違いとは?

query_builder 2025/03/01
コラム
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事業を引き継ぐ方法は、事業承継と事業譲渡の2種類があります。
特徴やポイントが異なるため、両者の違いを知ったうえで最適な方法を選ぶことが大切です。
そこで今回は、事業承継と事業譲渡の違いについてご紹介します。
▼事業承継と事業譲渡の違いとは
■事業承継とは
事業承継とは、会社の事業・財産・経営権などを後継者に引き継ぐことです。
事前の準備に多くの時間を要するため、長期的な計画として事業承継に備えておくといざという時に安心です。
後継者を誰にするかによって事業承継の方法が変わりますが、基本的なステップは変わりません。
■事業譲渡とは
事業譲渡は、事業の全てまたは一部を他の会社に売却することです。
株式の引き継ぎはされないため、直接会社の経営に影響を与えるわけではありません。
事業譲渡をおこなう際は、双方のニーズが一致していることが前提です。
また事業譲渡は、例外を除き株主総会での特別決議を行わなければなりません。
事業を譲渡する範囲は具体的に定められていないため、事前に双方で話し合いを進めて契約するのが通例です。
▼まとめ
事業承継は、会社の資産と経営など全てを引き継ぎます。
一方で事業譲渡は、事業だけを引き継ぐので経営者が変わるわけではありません。
そのため、事業承継は会社を引き継ぎたい場合におこなわれ、事業譲渡は事業の引き継ぎや不採算事業を清算するためにおこないます。
それぞれ特徴が異なるため、事業を引き継ぐ際はよく検討する必要があります。
横浜に拠点を置く『行政書士丸山理事務所』では、行政書士によるサポートをおこなっています。
何かご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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