事業承継を親族間でおこなうことを「親族内承継」と呼びます。
親族内なのでスムーズに会社を引き継げると思われがちですが、しっかりと準備しなければなりません。
そこで今回は、事業承継を親族でおこなう際の準備についてご紹介します。
▼事業承継を親族でおこなう際の準備
■周囲からの理解を得る
後継者が決まったら、まず役員や従業員に紹介をして理解を得ておきましょう。
前もって紹介がない状態だと、役員や従業員が離れていってしまう場合があります。
全員が当てはまるわけではありませんが、前任の経営者だからこそ従事していた可能性があるからです。
また社内の人間だけではなく、取引先など社外にも後継者になることを伝えておくようにしましょう。
各方面へ事前に伝え、理解を得ておけばスムーズに引き継げます。
■
相続対策
後継者以外に親族がいる場合は、
相続対策をしておく必要があります。
相続対策をしていないと、後継者は事業に必要な財産を承継できなくなる可能性があるので注意しましょう。
後継者の負担を減らすためにも、専門家に相談して
相続対策することをおすすめします。
▼まとめ
事業承継を親族でおこなう際の準備は、周囲からの理解を得て
相続対策をしておくことです。
来たるべき時に後継者としてスムーズに会社を継げるよう、ご紹介した内容を参考にしてくださいね。
また事業承継に関してお困りであれば、
行政書士に相談してみてはいかがでしょうか。
横浜の『
行政書士丸山理事務所』では、事業承継に関するご相談も承っております。